コスタリカ レガドス農園 ナチュラル（浅煎り）200ｇ

ぶどうやイチゴジャムのフレーバー。丁寧なナチュラルプロセスによる爽やかな甘さ。

母と娘、二人で作るスペシャルティコーヒー

レガドス農園は農園主のタティアナ（写真左）とその母レダ（写真右）が中心となりコーヒーを生産する超マイクロミル。このミル設立の物語は約10年前から始まります。

タティアナは幼い時から、コーヒー栽培に情熱をそそぐ父『ヘラルド』の背中を見ながら育ちました。そんな父の夢は、自分のマイクロミルを作り自分のコーヒーにさらに愛情を込めて精選し、人々に楽しんでもらうことでした。
しかし夢は叶わず、父親が2016年に癌で他界(当時67歳)。父親は前向きな人柄であったようで、奥さんや子供達には心配させないように病名を6年間伝えず、風邪のふりをしていたそうです。

女性にコーヒーが生産できるのか。

そんな声があがる中、
当時66歳の母と28歳の娘は一丸となり父の夢を叶えることを決心し、ミルを設立したのが2年後の2018年。
元々農業エンジニアのタティアナは、ミルに関してやコーヒーの品質に関してなどの知識は十分でなく、毎日勉強の日々。今も尚、勉強し研鑽を積んでいます。

農園は小さく、全てが彼女達の目の届く範囲で行っています。
乾燥工程は全て2人のみで行い、撹拌のタイミングなど発酵に注意しながら丁寧な処理を施しています。

5.5haのコーヒー栽培面積の他、2haに及ぶ森があり、動植物の保護のために敢えて、手を加えることをしません。
農園には父親の時代から植えられている、30年以上のコーヒーの木々がたくさん植えられており、長年、土壌を守るために除草剤は撒かずに管理されています。
またコーヒーの害虫『ブロッカ』を除去するための薬品も撒かず、ブロッカによって被害を受け落下した実を、全て人の手によって取り除くことで広がりを防いでいます。
これによるコストは、除草剤や殺虫剤を購入するよりも遥かに人件費としてかかりますが、それでも彼女たちが継続しているのは、父から受け継いだコーヒーに対する愛情ゆえです。 まさにハンドメイドのコーヒー。

レガドス農園の浅煎りは、よく熟したぶどうやプルーンような風味が広がります。
酸味は穏やかで、いちごジャムのような爽やかで甘い余韻が長く続きます。
農園主の丁寧な仕事が伝わるコーヒーです。時間をかけてお召し上がりください。

コーヒー豆の産地について

商品詳細

※消費税は全て商品代金に含んで表示しています。